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子供の将来が心配!だからこそ「放任主義」を選ぶという覚悟

投稿日:2017年10月23日 更新日:

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「子供が心配」この気持ちは、我が子を愛してれば必ず湧き起こる感情です。現在、その程度や種類により、過干渉になってしまう親が増えています。

 

それと共に、過干渉が子供の心理に良くない影響を与えるという事が知られてきましたが、反対に放任主義で育てられると子供には、どのような影響があるのでしょうか。

 

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放任主義の教育

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■放任主義とは

子供を自由にさせて干渉しない、善悪の区別を厳格につけない主義の事です。幼い頃から多くの判断を子供に任せる事で子供の自主性や自立心を育てて、自分らしさや可能性を広げる事ができると言われています。

 

しかし、一歩間違えるとただの放ったらかし、「ネグレクト」になり兼ねず、とても難しい教育方針です。*ネグレクトについては後ほど説明しますね。

 

■放任主義は土台が必要

子供に干渉しない」、「子供の判断に任せる」といっても、子供は生まれた時から社会のルールやマナーを知っている訳ではありません。大人がきちんとその土台を教えてあげる必要があります。人間として社会で生きていく為の決まりやマナー、最低限のしつけをする事は親からの愛情だと言えるからです。

 

間違ってはいけないのは、放任主義とは「全て子供に押し付ける、何も教えない、見ない」という事ではないのです。子供に放任主義の教育を行うにあたり、子供は誰が見ていなくても自分の良い心に従い、その上で判断するといった土台が備わっている必要があるのです。それがないと、ただの自己コントロールができない人間になってしまいます。

 

■放任主義の教育は覚悟が必要

放任主義は、子供と関わりを持たず、何もせずに放置しておく事ではありません。子供の意志を尊重して子供を信じて判断や決断を任せるという事は、親にとって覚悟が必要です。そばで、口を出さずに見守るという事は親にとって一筋縄ではいかない行為でしょう。

 

親の目の前で、子供が明らかに困難な道を選ぼうとしている時に、普通であれば口を出してしまう事が多いものです。しかし放任主義は、そこでぐっとこらえて子供が失敗したり傷ついたりする姿を想定しながらも見守らなければなりません。

 

口出し(助言や誘導)をしない分、親は、それらに伴う結果によって子供が悲しんでいる姿を多く見る事になってしまいます。親としては、こんな辛い事はないですね。しかし、子供は自分で選んだ道なので頑張る事もできるでしょうし、その失敗から学ぶ事もできます。

 

■自己肯定感への繋がり

「放任主義で子供を育てたい」と思ってみても、実際、今の日本の教育は放任主義の教育をしている幼稚園、保育園は少ないですね。一般的な幼稚園では、教育要領に従って先生が子供達に指導していきます。一斉保育の時間もきちんと確保されていて協調性や集団行動ができるようになる教育をしています。

 

一方、放任主義の教育として「モンテッソーリの教育」があります。この教育は、子供の自主性や知的好奇心を育むことを重視した教育で、子供自身がやりたい事を選び活動します。その結果子供は自分がやりたい事、興味がある事をとことんできるので、心が満たされ、それが自己肯定感に繋がり、またやる気になっていくと考えられています。

 

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放任主義とネグレクト

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放任主義の話題になると、「ネグレクト」という言葉がよく出てきます。イメージとしては、否定的でネガティブな印象のある、このネグレクトが放任主義の英訳、つまり同意だと勘違いされている人もいる程です。

 

ここでは、放任主義との違いを明確にするためにも、ネグレクトについて説明をしたいと思います。

 

■ネグレクトの種類

放任主義は放置主義ではありません。きちんと親が愛情をもって子供のやる事を見守る、その為に土台となるルールやマナーなど、しつけはきちんと子供に教える事が前提です。

 

そのしつけをしないまま子供を放置する行為が「ネグレクト」と呼ばれ、育児放棄になります。ネグレクトは以下の5つに分類されます。

 

    一般的ネグレクト

  衣食住に関わる事を放棄する

 

    医療的ネグレクト

  体調が悪そうでも医者に連れて行かない

 

    教育的ネグレクト

  義務教育を受けさせない

 

    情緒的ネグレクト

  子供の要求や言動に対して無視し、無関心になる

 

    保健ネグレクト

      予防接種や定期健診を一切受けさせない

 

■ネグレクトの影響

ネグレクトで育った子供は自己肯定感がなく、以下の影響があると言われています。 

 

    人間関係がうまく築けない

人と上手くコミュニケーションが取れない事から友達ができず、その結果、人の気持ちに対して鈍感な人間になってしまいます。

 

    体に影響がでる

幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが不足し、他人との親近感や信頼感が感じられなくなります。また、低身長になるという事も言われています。

 

    知的発達の遅れが見られる

親から、必要な刺激や愛情を与えられないことにより、子供が自分を閉ざし知的発達が遅れる事があります。

 

*まとめ*

放任主義の子育ては、子供自身が自分で判断して学ぶ事を決め、そして経験して失敗を繰り返しながら身につけていくので、自立心の芽生え、自主性を育む事ができるメリットがあります。

 

その反面、親が手出し口出しをしないため、誤った認識でいると子供が社会生活を健全的に遅れなくなるというデメリットがあります。自己コントロールができなかったり、一般的な社会のルールが守れないと逆に社会不適合者になってしまい、子供の心身の健康を損なう事にもなりかねません。

 

また放任主義は、親の自覚のないまま、放置主義 = ネグレクトになってしまっている事も多いようです。放任主義の育児を行うと決めたからには、これまで以上に子供への関心と、子供を信じる気持ちを強く持ち、意を決して口出しをしないで見守る事が必要不可欠になります。

 

「子供を自由にのびのび育てたい!」と、親なら誰しもが思っているのではないでしょうか。しかし、自由放任主義の子育ては、親がしっかり意味を理解し、決してネグレクトにならないよう注意をしていないと子供にとってデメリットしかない教育になってしまう可能性もある事を認識しておく必要があります。

 

最後に、放任主義は、周囲で見ている人からすれば「何もしない親」「非常識」などと誤解を招いてしまいがちです。夫婦間はもちろんのこと、親(子供の祖父母)や兄弟にも理解しておいてもらうことが大切です。また、仲の良いママ友には放任主義について話をしておくと不要なママ友トラブルを回避できるのではないかと思います。

 

ママの幸せと、子供さんの成長を心より願っています…

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I hope that you will have a very sweet time when you and your child can grow together.

 

 

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