中学生 勉強編

中学生の作文のテーマが難しい!苦手!無理!と拒否する人へ

投稿日:2017年11月2日 更新日:

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小・中学生の夏休みの宿題の定番と言えば、作文。なかなか「大好き!」と言ってスラスラ書ける子はいませんよね。中学生になると、読書感想文に加え、少年の主張、人権作文、税金作文など、「む、難しい!」と尻込みしてしまう様なテーマの作文が課題となり、多くの中学生は頭を悩ませます。

 

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読書感想文の考え方

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作者が伝えたいことを汲み取る

読書感想文を書くときに、苦手な人がよくやってしまうのが「あらすじ」を書いて終わってしまうことです。感想文であって、その本の紹介文ではないので、「あらすじ」で終わってしまっては感想文にはなりません。

 

しかし、読んだ本の作者の気持ちを感じ取らなければならない、これが難しいところです。読んだ人によっては、その内容の捉え方が違うのに、なぜ「良し悪し」がコンクールで判断されるのかが理解できないですよね。

 

読書感想文が得意な子は、本の内容から作者の気持ちを汲み取って「感想」を書きます。物語では、作者は言葉で全てを話しているように見えながら、全てを語っていません。主人公が語るセリフや態度、その背景から物語の中で語っている本当のことを理解しなければならないのです。

 

物語に感情移入する

中高生の女の子に人気の物語、小野不由美の「十二国記」シリーズの「風の万里 黎明の空」は、主人公の景王陽子が玉座にありながら、国のことを学ぶために、普通の娘として和州の乱に加わり、人民を守る「真の王」になることを学んでいきます。

 

相手が自分に対して礼をするに値する人間であれば、人は自然と頭が下がる。と、王に対する平伏を廃止するというラストが最も印象に残っています。人が周囲に尊敬されるのは「位」や「身分」ではなく、その人の人間としての器と、それに値する行動なのだと、この物語が教えています。

 

ここまでの流れを読み解くのは、中学生には少々難しいと思いますが、高校生の女子からは高い評価を得ています。読んでいる中で、ドキドキするような冒険もあり、和州の暴政を抑えるために庶民と共に、反乱軍と共に戦うところも、テンポよく読むことができますが、その中で描かれている、人の心の中にある様々な葛藤を感じ取ることで、物語の面白さを、より理解することができます。

 

物語に感情移入できれば後は、思ったことを素直に相手に伝えるつもりで文章にしてみましょう。伝える相手は、この本を読んだことがない人であることが前提です。「あらすじ」と「感想」をバランス良く組み込み、「ん?どんな本なんだろう、一度読んでみたいな。」そう思わせるような内容に仕上げることを目標にしてみましょう。

 

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作文(少年の主張・人権・税金)の考え方

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本当に求められていること

聞いただけで、「難しい…無理!」と拒否してしまいたくなる様なテーマですよね。(笑)ところが、専門用語を沢山並べた様な文章を求められている訳ではありません。一番大切なことは、子供らしい素直で前向きな意見を述べるという点です。

 

「少年の主張」「人権作文」は、世の中の表も裏も知っている大人が書いてしまったら、前向きなものになりません。例えば、「年金」は「もらっている高齢者が多過ぎるのが一番の問題」「高齢者も働いて年金を支払えばいい」などと書いてしまったら、それこそ、「子供にしては余りにも、うがったものの見方」「それを言ったら元も子もない」となってしまうのです。

 

小中高生のコンクールで求められるのは、世の中の嫌なところに染まっていない、前向きな素直さです。それらのテーマに対する世の中のためになる解決策を純粋な気持ちで考えて欲しいと願っているのです。例え、その解決策が不可能なことであったり、非現実的であったとしても、世の中のためを思って考えた策であれば受け入れられます。

 

私の息子が中学生だった頃に1度、賞を取ったことがあります。息子が書いた人権の作文は、偶然下の子が電車の中で口にした言葉がきっかけでした。まだ幼かった下の子が外国人を見て「どうしてあの人の顔は醤油色なの?」と聞いた言葉です。その話から、今は日本にたくさんの外国の人がいること、ガンダムの話の中では「地球人」が一つの種族になっていることから、これからは「日本人」「白人」という言葉はなくなって、みんな「地球人」になる、といった内容でした。幼い子供が持つ、純粋な疑問から思いついた内容だったのです。

 

「正解のないテーマ」と考える

世の中を知れば知るほど、子供らしい作文を書くことは難しくなっていきます。なぜなら「人権」や「税金」「社会」の問題はどう書くことが本当の「正しさ」なのか、大人でさえ分かっていないからです。ある人が正しいと思っていても、その反面で間違っていると言われる。税金でも人権でも、全ての問題に表と裏があります。

 

この様な正解のないテーマについて書く場合、最後にどちらかの落としどころを作らなければなりません。その落としどころが、選出する先生と真逆の考えであれば、評価は下がり、同じ考えであれば、上がります。そこで、一番いいのは、どちらの考えも書くことです。そしてそれぞれの良い点と悪い点を書きます。

 

例えば、消費税の問題では、今のままの方が自分たちの生活には良い反面、日本の借金がどんどん膨らむ、働く人の所得税が増えるという悪い点があります。逆に消費税が上がることで、自分たちが支払う金額は上がりますが、その分借金が膨らむことは抑えられることと、その分一生懸命働くお父さんやお母さんの収入から引かれる所得税の負担を増やすことを避けられる、という利点があるということです。

 

この様に、二極を考えた上で、自分はどちらが正しいのかを判断して話しを落としていきます。この場合、両方の問題点と、良い点を理解するには家族で親がしっかりと話してあげることが必要です。それが良い作文を生み出します。

 

*まとめ*

良い作文を書く子は、親と話している子が多いです。親との会話がいつも「勉強しなさい」「テストは何点だったの?」という会話だけの子は、考えが一方的で単調です。しかし、社会で活躍をする親や知識豊富な親とニュースの話、新聞の話、趣味の話、親の仕事の大変さなど、様々な話題を話す家庭の子は、多角的にものをとらえて話ができます。そのことが作文の内容にも繋がります。

 

感想文も作文も「正解」はありません。その考えを読んだ相手が、書いた人の考えに同感したなら、それが正解です。新聞や教科書の様な文章を求められている訳ではありません。あまり難しく考えずに、肩の力を抜いて、格好つけずに素直な気持ちで書いてみてはどうでしょうか。

 

ママの幸せと、子供さんの成長を心より願っています…

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I hope that you will have a very sweet time when you and your child can grow together.

 

 

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