中学生 生活編

思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

投稿日:2017年7月25日 更新日:

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小学校高学年から中学生にかけて、思春期(第二次性徴期)を迎えます。

 

成長期のこの時期、生まれながらにもっている男の子女の子の違いとは異なる、成長に伴い発生する性ホルモンによって、性器以外の体の各部位が変化します。

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思春期、その成長過程の中で、なぜか子供が無気力で親に対して反抗的だと感じませんか?

 

思春期の子供の状態を理解するために、まず、ホルモンについて少し説明しますね。

 

ホルモンは体の各部位に働きかけ、決まった細胞を活性化させる物質ですが、性ホルモンが発生することによって、子供から、大人の体へと成長していきます。

 

思春期とホルモンの関係性

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思春期になると、脳にある視床下部から「ゴナドトロピン」という性腺刺激ホルモン放出ホルモンが作られ、下垂体に働きかけることによって、性腺刺激ホルモンが生成され放出されます。

 

その性腺刺激ホルモンが、男の子なら精巣、女の子なら卵巣に働きかけ、性ホルモンが作られます。

 

そして、子供から大人の身体に成長させる第二次性徴が始まります。

 

性ホルモンには男性ホルモン、女性ホルモンと名前が付いていますが、男性でも女性でも両方のホルモンを持ち、それぞれ違う働きをします。

 

男性ホルモンの特徴

 

皮脂の分泌を促す
体毛の発生を促す
決断力や判断力を生む
動脈硬化を予防する
性欲を高める
男性らしい筋肉質な体の形にする

 

といった働きがあります。昔から男性が社会での重要な役割を務めてきたのは、こういったホルモンの違いもあります。

 

女性ホルモンの特徴

妊娠や生理をコントロールする
記憶力を保つ
食欲を抑制する
髪や肌を美しく保つ
女性らしい丸みをおびた体の形にする
自律神経のバランスを保つ

 

といった働きです。

 

お母さん世代の中には、更年期障害が始まり、女性ホルモンのバランスが崩れ、抜け毛や肌荒れ、めまいやイライラと、身体の異常が見られるようになった人もいることでしょう。

 

中学生の女の子のイライラは正にこれと同じ、と思って頂けると分かりやすいと思います。

 

心も身体も複雑な中学生

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中学生は、勉強や部活、友人関係と、「大人」と「子供」の境目で心が揺れる時期です。

 

その中で進路を考えなければならない、周囲が子供扱いする、逆に大人扱いをして無理な決断を迫られる、など不安感がどんどん蓄積されていきます。

 

その中で、身体も第二次性徴期を迎え、心の成長とホルモンバランスの崩れと、両方が抱えきれずに心が不安定になります。

 

そのために、友人関係のトラブルも、大人が冷静に考えれば何ということもないことでさえ、大きく考え過ぎて悩みを抱え込んでしまったり、自分の心と身体を持て余して、暴れるという行為に繋がる子もいます。

 

世間一般に「中学二年生は荒れる」と言われていますが、それもこういうことが原因かもしれません。

 

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親も通って来た道のはずが…

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周囲の大人が自分の中学時代と照らし合わせて考えてはみるものの、時代が違うと社会も違い、そのために、思春期に対する対応も異なってしまっています。

 

現代の高齢者が思春期を迎えた頃は、戦中戦後で、悩む余裕がなかった。そして、その下の親達の時代、戦中戦後の親に育てられて、厳しくされていた…という時代でした。

 

「思春期だから」という理由でイライラや不安感を親にぶつけるなど通用しなかった時代です。

 

しかし、様々な面で余裕が出てきた現代では、こういった子供の変化にも、周囲が気を遣う世の中になっています。

 

とは言え、今の子供達の親世代に思春期がなかった訳ではありません。

 

昭和40年代生まれ迄のお母さんやお父さんは覚えていると思いますが、「3年B組金八先生」「積み木崩し」「スクールウォーズ」というドラマが流行しました。

 

当時は「校内暴力」「家庭内暴力」といった問題が全国の学校で起こっていたのです。

 

ただ、当時と今の違いは、早く成長した子や、学習やスポーツに集中している子が巻き込まれることが少なかったため、真面目な子で被害に合う子はいませんでしたし、いじめも今のように泥沼化することはありませんでした。

 

この様に、それぞれの時代の思春期の悩みは変化してきているため、子供に
「お父さんやお母さんも通って来た道だから分かるよ。正しい道とは…」と諭しても、
「うざい!お父さん、お母さんには、僕(私)の気持ちなんて分からない!」と返されてしまうのです。

 

*まとめ*

思春期の「無気力」や「イライラ」がここまで酷くなった背景には、成長途中によるホルモンバランスの崩れだけでなく、ダイエットや偏食など、食生活の変化が原因の一つとも考えられます。

 

また、昼夜逆転による睡眠不足、両親の不仲、親の過保護などのストレスも原因の一つです。

 

思春期の終わり頃にはホルモンバランスが落ち着き、心の成長もある程度まで進むことによって、それらの症状は自然と解消されます。

 

子供が正しく成長して行くためにも、規則正しい生活、健康的な食生活が送れるよう、サポートしていくことが親が出来る役割なのではないでしょうか。

 

 

ママの幸せと、子供さんの成長を心より願っています…

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I hope that you will have a very sweet time when you and your child can grow together.

 

 

 

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