中学生 生活編

思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

投稿日:2017年7月25日 更新日:

art-2178911_640-e1500979945769 思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

 

小学校高学年から中学生にかけて、思春期(第二次性徴期)を迎えます。

 

成長期のこの時期、生まれながらにもっている男の子女の子の違いとは異なる、成長に伴い発生する性ホルモンによって、性器以外の体の各部位が変化します。

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

 

思春期、その成長過程の中で、なぜか子供が無気力で親に対して反抗的だと感じませんか?

 

思春期の子供の状態を理解するために、まず、ホルモンについて少し説明しますね。

 

ホルモンは体の各部位に働きかけ、決まった細胞を活性化させる物質ですが、性ホルモンが発生することによって、子供から、大人の体へと成長していきます。

 

思春期とホルモンの関係性

art-2178911_640-e1500979945769 思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

 

思春期になると、脳にある視床下部から「ゴナドトロピン」という性腺刺激ホルモン放出ホルモンが作られ、下垂体に働きかけることによって、性腺刺激ホルモンが生成され放出されます。

 

その性腺刺激ホルモンが、男の子なら精巣、女の子なら卵巣に働きかけ、性ホルモンが作られます。

 

そして、子供から大人の身体に成長させる第二次性徴が始まります。

 

性ホルモンには男性ホルモン、女性ホルモンと名前が付いていますが、男性でも女性でも両方のホルモンを持ち、それぞれ違う働きをします。

 

男性ホルモンの特徴

 

皮脂の分泌を促す
体毛の発生を促す
決断力や判断力を生む
動脈硬化を予防する
性欲を高める
男性らしい筋肉質な体の形にする

 

といった働きがあります。昔から男性が社会での重要な役割を務めてきたのは、こういったホルモンの違いもあります。

 

女性ホルモンの特徴

妊娠や生理をコントロールする
記憶力を保つ
食欲を抑制する
髪や肌を美しく保つ
女性らしい丸みをおびた体の形にする
自律神経のバランスを保つ

 

といった働きです。

 

お母さん世代の中には、更年期障害が始まり、女性ホルモンのバランスが崩れ、抜け毛や肌荒れ、めまいやイライラと、身体の異常が見られるようになった人もいることでしょう。

 

中学生の女の子のイライラは正にこれと同じ、と思って頂けると分かりやすいと思います。

 

心も身体も複雑な中学生

art-2178911_640-e1500979945769 思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

中学生は、勉強や部活、友人関係と、「大人」と「子供」の境目で心が揺れる時期です。

 

その中で進路を考えなければならない、周囲が子供扱いする、逆に大人扱いをして無理な決断を迫られる、など不安感がどんどん蓄積されていきます。

 

その中で、身体も第二次性徴期を迎え、心の成長とホルモンバランスの崩れと、両方が抱えきれずに心が不安定になります。

 

そのために、友人関係のトラブルも、大人が冷静に考えれば何ということもないことでさえ、大きく考え過ぎて悩みを抱え込んでしまったり、自分の心と身体を持て余して、暴れるという行為に繋がる子もいます。

 

世間一般に「中学二年生は荒れる」と言われていますが、それもこういうことが原因かもしれません。

 

スポンサーリンク

 

親も通って来た道のはずが…

art-2178911_640-e1500979945769 思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

 

周囲の大人が自分の中学時代と照らし合わせて考えてはみるものの、時代が違うと社会も違い、そのために、思春期に対する対応も異なってしまっています。

 

現代の高齢者が思春期を迎えた頃は、戦中戦後で、悩む余裕がなかった。そして、その下の親達の時代、戦中戦後の親に育てられて、厳しくされていた…という時代でした。

 

「思春期だから」という理由でイライラや不安感を親にぶつけるなど通用しなかった時代です。

 

しかし、様々な面で余裕が出てきた現代では、こういった子供の変化にも、周囲が気を遣う世の中になっています。

 

とは言え、今の子供達の親世代に思春期がなかった訳ではありません。

 

昭和40年代生まれ迄のお母さんやお父さんは覚えていると思いますが、「3年B組金八先生」「積み木崩し」「スクールウォーズ」というドラマが流行しました。

 

当時は「校内暴力」「家庭内暴力」といった問題が全国の学校で起こっていたのです。

 

ただ、当時と今の違いは、早く成長した子や、学習やスポーツに集中している子が巻き込まれることが少なかったため、真面目な子で被害に合う子はいませんでしたし、いじめも今のように泥沼化することはありませんでした。

 

この様に、それぞれの時代の思春期の悩みは変化してきているため、子供に
「お父さんやお母さんも通って来た道だから分かるよ。正しい道とは…」と諭しても、
「うざい!お父さん、お母さんには、僕(私)の気持ちなんて分からない!」と返されてしまうのです。

 

*まとめ*

思春期の「無気力」や「イライラ」がここまで酷くなった背景には、成長途中によるホルモンバランスの崩れだけでなく、ダイエットや偏食など、食生活の変化が原因の一つとも考えられます。

 

また、昼夜逆転による睡眠不足、両親の不仲、親の過保護などのストレスも原因の一つです。

 

思春期の終わり頃にはホルモンバランスが落ち着き、心の成長もある程度まで進むことによって、それらの症状は自然と解消されます。

 

子供が正しく成長して行くためにも、規則正しい生活、健康的な食生活が送れるよう、サポートしていくことが親が出来る役割なのではないでしょうか。

 

 

ママの幸せと、子供さんの成長を心より願っています…

art-2178911_640-e1500979945769 思春期|無気力で何でも「うざい」と返す子に親ができること

I hope that you will have a very sweet time when you and your child can grow together.

 

 

 

-中学生 生活編
-, ,

執筆者:

関連記事

中学生の万引き・お金を盗むことに繋がる理由と親の対応

    中学生の子供を持つお母さん、子供にお小遣いを渡していますか?   月々のお小遣いの金額が決まっている家庭もあれば、必要な時にその都度お金を渡す家庭もありますよね。

中学生の一人称が僕・私以外の人(ウチ・アタシ・名前など)

   一人称(自分自身を呼ぶときの名称)は、色々ありますが、何を使っていますか?   一般的な「僕」「私」以外には「ウチ」「アタシ」「オレ」など、人によっては「自分の名前」を呼ぶ人もいますね …

女子中学生はオシャレが大好き!でもちょっと待って!

    私が中学生の頃は、公立でも服装検査なるものがあり、靴下やスカートの長さはもちろん、髪の長さ、髪型が厳しく指定されていました。   最近は、制服はあるものの、髪型、カバン、ジ …

「ムカつく」と拒否されそう!中学生の親はどこまで介入する?

    中学生のお子さんは、親に悩みを相談してきますか?   反抗期を迎えていて、言葉すら交わさない子もいるかもしれませんね。自分はどうだったかな?!振り返ってみると、思春期のお悩 …

本が嫌い!読書が苦手な中学生におすすめしたい読み方

    子供さんは、本を読むことが好きですか?   読書は、自分が日常で味わうことのないシチュエーションや感情を、物語の中で知ることができる、とても楽しいものです。そして …

スポンサーリンク

*スポンサーリンク*



*大人気*おすすめの記事

 

*大人気!おすすめ記事*

なぜか母親にイライラする!中学生は母が大好きだけど大嫌い

私は子供と仲良しです。夫もですが、小学校、中学校…そして大学院の今も、買い物や食事とよく出掛けます。さすがに映画に行くことは最近ありませんが。

→続きを読む

子供を怒鳴ってしまう度に後悔!怒鳴ることをやめたいママへ

子供が言う事を聞いてくれない時、子育ての大変さを実感しませんか?子供は、何もわからない、反抗しない可愛い赤ちゃん時期から成長するに従い、自我が芽生えてきます。

→続きを読む

4歳の反抗期!すぐふてくされる子供に気持ちを伝える接し方

「魔の2歳児」と呼ばれるイヤイヤ期がようやく終わって、なんだか穏やかな育児の予感…と思っていたのも…

→続きを読む

赤ちゃんがえづくオエッが心配!吐きそうになる原因と対策

赤ちゃんが「オエッ」と吐きそうなしぐさをする事はありませんか?私の娘は、離乳食を始めてすぐの頃から…

→続きを読む

「ワンオペ育児」ママは限界!夫は、やる事が中途半端なの!

ワンオペ育児をママの生活スタイルで2種類に分けました。1つ目が、パパが単身赴任などで家に居ない…

→続きを読む

小学校受験|呑気な夫にハラハラドキドキしているお受験ママへ

日頃、小学校受験に向けて頑張っている子供さんのために、ママもパパも努力を惜しまず奮闘されていることと思います。と言いたい所ですが…

→続きを読む

赤ちゃんが急にパパを嫌がる「パパイヤ期」を乗り越えよう!

子供に嫌われてしまったと感じるパパ、結論から言うと子供はパパが嫌いではありませんよ。

→続きを読む